笑っていいとものテレフォンショッキングはとても格式のある番組であることは、いまさら説明するまでもありませんが、突然の出演依頼が来たときに満足に対応できる方はほとんどいません。そこで今回は、こそあど大学 いいともに出演したときに備える研究会の協力のもと、いいとも出演時のマナーをまとめさせていただきました。これをしっかり読んで置けば、いざというときに困ることはありません。なお、ここに書いてあることは「タモリ倶楽部」には通じませんので、混同しないように注意しましょう。
その日の出演者があなたをお友達として紹介するとき、その電話はやってきます。突然のことでもあわてることなく落ち着いて話すようにしましょう。最後に「いいとも!」と答えるのが常套句ですが、このときなるべく戸惑い気味に言うのが望ましいでしょう。待ってましたとばかりに声を張り上げるとお調子者と思われかねません。
いいともの出演が決まりましたら、早速タモリさんへのお土産を用意しましょう。基本的になんでも大丈夫ですが、カツラなどは控えた方が良いでしょう。また、貼ってもらうポスターも忘れずに用意しましょう。 次に友人、知人に花輪、祝電をお願いしましょう。文面は必ず最初にいいともご出演おめでとうございます、とこなければなりません。どうしても花輪を出してくれる人が見つからない場合は、自分で出しても構いません。
出演当日はタモリさんの紹介とともに入場となりますが生放送という都合上、時間は多少前後します。必ずトイレはすましておくようにしましょう。本番中はあまり余計なことを言わず、タモリさんのペースに合わせるのが無難です。
10分ほど喋った後、タモリさんが「それじゃ一旦CMです」と言ってCMに入ります。ここで初めて自分の言いたいことを言いましょう。なるべく盛り上がる話題を選び、笑っている途中で再び本番になれば言うことありません。
一番難しいのがその後の100人に1人アンケートです。あまりに的外れなことを聞いてもしらけますし、かといっていきなり1人を当ててしまえば図々しいやつだと思われかねません。ベストは惜しい数字を出した後に、タモリさんが身を乗り出して「それじゃ○○な人」と、追加質問をするパターンです。
テレフォンショッキングの最後は、次のお友達紹介です。タモリさんが「お友達の紹介を」と言うと、お客さんがええーと言います。これは演出ですので必ず流すようにしてください。紹介するお友達は分別を備えた方が望ましいのはもちろん、当日アルタの場所を知っている方が絶対条件です。あまりよくないお友達の紹介は、Mステのときの愚痴の種になってしまいます。