大昔の人が考えた、視聴率がわかる仕組み

みんなが大好きなテレビ。なければ死んでしまうかもしれないテレビ。そのテレビの生命線ともいえる視聴率。今でこそこの視聴率が、どのようにして調査されるかは解明されているけれど、大昔、それこそテレビがなかった頃はどうやって視聴率がはじき出されるかは全くわからなかったんだ。そこで大昔の人は想像力を働かせながら、様々な視聴率の出し方を考え出したんだ。今日はその一部、ほんの一部を発表しちゃうぞ。

その1 視聴率は自然発生?それとも人間の深層心理?

紀元前400年ころ、人々は毎週当たり前のように出される視聴率の仕組みについて興味を持ち始め、議論を交わすようになりました。数々の思想家が自論を展開していく中で、やがて2つの大きな流れができてきたんだ。

まずは、視聴率は自然に発生すると言う説。いわゆる風とか土とか水などは、誰が何をするわけでもなく当たり前のように存在しているよね。視聴率も同じように自然と出てくる数字だと思われていたんだ。

もうひとつは人間の心理により視聴率が出てくると言う説。これは実は視聴率は実在するものではなく、人の深層心理によって幻として目に見えるという考えなんだ。これは日々変化していく視聴率の値が、人の心と何らかの関連を持っているのではないかという仮説から発展した考えなんだ。

この二つの考えは近代までさまざまに形を変えながら議論され続けてきたんだ。

その2 それでも視聴率は人の手のもの

16世紀に入ると、視聴率も宗教性をおびてきた。視聴率の上下は神の手のものと教会が主張し、番組製作者やスポンサーが絡んでいるなんて言おうものなら、すぐに捕まって火あぶりにされてしまう。そんな中、ただ一人視聴率が人の手によるものだと主張したのが、物理学者のガルレオだ。

天文学者でもあるガルレオは、星の観測から視聴率と視聴者の関係を、科学的に証明できると発表したんだ。これには教会が猛反発。結局一方的な裁判で、ガルレオは詐欺師と決め付けられてしまう。このときガルレオはあの有名な「それでも視聴率は人の手によるもの」という言葉を残したといわれているんだ。

その3 リンゴの落下から”打ち切り”の発見

みんなは視聴率が今イチだと番組が打ち切られてしまうのは知っているよね?でもその”打ち切り”がリンゴが木から落ちる様子を見て発見された、てことは知っていた?

科学者のアイザック・ミュートンはある日散歩をしていると、目の前のリンゴの木からリンゴがぽとりと落ちた。それを見たときにミュートンは、視聴率もこのリンゴと同じように、下がり続ければ地面に落ちてしまう、つまり打ち切られてしまうことを発見したんだ。けれど、落ちるリンゴを見て打ち切りを発見しちゃうなんて、ミュートンは天才?それとも奇人?

と、こんな感じでみんなが当たり前のように慣れ親しんでいる「視聴率」も実はとっても長い歴史の中で、様々な人の努力で解明されたんだ。そんな先人たちの心意気に敬服しつつ、これからもテレビを楽しんでいこうぜっ!!なんか頭痛くなってきたのでもう寝るね。


神が視聴者に視聴率を与えるところ
(BC 3年頃)

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